最後のピアノ発表会

私がピアノを始めたのはまだ物心のつかないほど小さい頃でした。
その頃から毎日必ず練習をして私はピアノが大好きでした。
しかし、私たちは転勤することになり、小学校6年生の時にピアノを手放すことになりました。

 

ピアノを手放すことになってすぐにその年の発表会に出ることが決まりました。
私はその年の発表会で弾く曲をいろいろ考えました。
この発表会が最後の発表会になるということが何と無くさみしく感じました。

 

私の実力で弾けて、みんなが知っているような曲。
それが私の最後の曲の条件でした。
いろいろ考えた結果、アンジェラアキさの手紙 拝啓、十五の君へに決めました。

 

曲の難易度は私の実力にみあっていて、みんなが知っている。
私は今までにないぐらい一生懸命、練習しました。
しかし、どうしても間違えてしまうところが最後までなおりませんでした。

 

不安に思う中ピアノの発表会が始まりました。
私は緊張に胸がドキドキいうのを感じながら、自分の番を待ちました。
最後の発表会、最後のピアノ。

 

精一杯楽しもう。
そういう気持ちで挑んだ本番は成功しました。
いつも間違えてところも間違えずに乗り越えました。
最高の最後のピアノ発表会になりました。